2023年9月18日
このページでは、合せきのポーズを簡単に解説しています。ポーズのやり方やバリエーションも書いていますので、参考になればうれしいです♪
合せきのポーズは、サンスクリット語でBaddha Konasanaと書き、日本語だとバッダ・コーナ・アーサナと言います。バッダは「抑えた」、コーナは「角度」という意味があります。
合せきとは、両足の裏を合わせることを指します。
難しいポーズではありませんが、肩に力が入ってしまったり左右どちらかに傾きやすいなど、ご自身の今の調子が感じられるかと思います。
合せきのポーズには、以下のような効果があります。
合せきのポーズで心地のよい呼吸を繰り返すと、深いリラックス効果が得られるでしょう。
股関節を開くことで、股関節周りのお尻・鼠径部・太腿の内側がストレッチされ、骨盤の左右のバランスを整える効果があります。
股関節の柔軟性が高まることで背骨がまっすぐと伸びるようになり、他のポーズが取りやすくなったり、集中力アップにもつながります。
合せきのポーズの流れを簡単に解説します。難しいポーズではありませんが、ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
合せきのポーズのバリエーションを1つご紹介します。
合せきのポーズから、息を吐きながら上体を前に倒し、前屈します。両手を前に伸ばし、力を抜いて呼吸を続けましょう。余裕が出てきたら、手を更に前へ伸ばし、ポーズをどんどん深めていきましょう。
「ポーズが難しい」「違和感や痛みを感じる」という方は、プロップス(補助具)を使うなどして調整し、安全にポーズをとりましょう。
両膝が上がって背中が丸くなる場合や、鼠径部が窮屈に感じる場合、膝を痛めている方は、お尻の下にブロックやクッションを敷きましょう。
楽に呼吸が入る位置に足を置きましょう。余裕のある方は踵を恥骨の方へ近づけますが、股関節に違和感がある場合は体から足を離しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は合せきのポーズ(Baddha Konasana)について、簡単ではありますが解説しました。ポーズ自体は解説するまでもないほどシンプルですが、ご自身の股関節の柔軟性や左右の差が確認しやすいポーズだと思います。
昔、このポーズが苦手でがんばって練習をし過ぎてしまって内腿を痛めてしまい、その後約1カ月間は違和感があったという経験をしたことがあります^^;。股関節を柔軟にするにはこのポーズがいい!とかあのポーズがおすすめ!とかよくありますが、1つのポーズに拘らず、どのポーズもご自身のペースでゆっくりと伸ばしてあげることで少しずつ効果が表れるのだと思います。
また、「継続は力なり」で、レッスン以外でもご自宅でリラックスしながらストレッチを続けるとみるみるうちに体が柔らかくなるのが実感できると思いますよ♪