2024年4月18日
このページでは、英雄のポーズⅡを簡単に解説しています。ポーズの深め方やコツ・ポイントも書いていますので、参考になればうれしいです♪
英雄のポーズⅡは、サンスクリット語でVirabhadrasanaⅡと書き、日本語だとヴィーラバドラ・アーサナⅡと言います。インド神話の3大神のうち、破壊神であるシヴァ神の化身がヴィーラバドラです。敵に立ち向かう戦士のような力強いポーズで、流派を問わず広く親しまれ、「WarriorⅡ(ウォーリアーツー)」や「戦士のポーズⅡ」と呼んだりもします。
下半身の安定が身につくため、体の土台作りに最適で、高度なバランスのポーズを習得するためのステップにもなるでしょう!
英雄のポーズⅡには、以下のような効果があります。
両脚は左右に大きく開き片膝を曲げることで、どっしりと低く力強いポーズとなります。腕は、胸の中心から大きく開き、指先を左右に遠ざける意識で腕は引き締まっていきます。ただし、肩が上がらないように注意しましょう。
両脚を左右に大きく開くことで、股関節の柔軟性が高まります。曲げている膝はつま先と同じ方向へ踏み込み、伸ばした方の足裏(特に小指側)は床につける意識を持つと、鼠径部・太もものストレッチが感じられると思います。
下腹部を引き締め、左右の足にはしっかりと体重を乗せます。下半身はドシッと安定、上半身は余分な力を抜いてたくさん呼吸を入れましょう!
英雄のポーズⅡの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
「ポーズが安定しない」「違和感や痛みを感じる」という方は、コツやポイントを確認してみましょう。
左右の骨盤の高さを揃えるように意識し、尾骨は下へ向けましょう。また、曲げた膝が内側へ向きやすいですが、つま先と同じ方向へ向けて、股関節を大きく開きます。反対側の脚も股関節から大きく開きましょう!
膝はなるべく深く踏み込みますが、足首よりも前に出る場合は足幅を広げましょう。
肩は背中側へ回し下げ、胸を開きます。首も長く保ち、たくさん呼吸を入れましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、ヨガのポーズの中でも人気の高い、英雄のポーズⅡ(VirabhadrasanaⅡ)について、簡単ではありますが解説しました。
全身を大きく使ったとても力強いポーズで、エネルギーがみなぎってくる感じが個人的に好きなポイントです^^
頑張りすぎると上半身に力が入りすぎたり、踏み込んだ脚の方へ体重が乗りすぎたり、前かがみなってしまうので、土台はどっしりと安定!上半身はすーっと上に伸びるようにしましょう♪