2023年3月19日
このページでは、子供のポーズを簡単に解説しています。ポーズの深め方やバリエーションも書いていますので、参考になればうれしいです♪
子供のポーズは、サンスクリット語でBalasanaと書き、日本語だとバーラ・アーサナと言います。バーラは「子供」という意味で、チャイルドポーズという呼び名も一般的です。
名前の通り、小さな子供が眠る時のように背中を丸くしたポーズです。リラックス効果が高く、休息のポーズでもあることから、レッスンによっては何度も登場することがあります。
簡単なポーズではありますが、効果やバリエーションを知ることで、より深いリラクゼーションを体感できると思います。
子供のポーズには、以下のような効果があります。
ポーズをとってみると、腰・背中・首がじわじわ~と伸びているのが感じられます。デスクワークや家事などの立ち仕事で疲れやすい腰回りを、休息させるのにおすすめのポーズです。
力を抜いてリラックスすると、筋肉がより柔らかくほぐれていきます。体のほぐれは心のほぐれにも繋がり、ポーズから起き上がった時は、すっきりとリフレッシュした身体が感じられると思います。
子供のポーズの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
呼吸と共にポーズを深めてみましょう。
上記まででポーズの効果が十分に感じられている方は、その状態で心地良い呼吸を続けます。
子供のポーズのバリエーションを少しご紹介します。
足先は揃えた状態で、膝をマット幅程度に大きく開いた子供のポーズです。開いた脚の間にお腹を沈めて、股関節をストレッチしましょう。
膝を開いた子供のポーズにねじりを加えたポーズです。
ねじりを加えることで、内臓のマッサージになります。また、胸や肩周りのストレッチにも効果があるポーズです。
下の腕は、体に対して真横に伸ばしましょう。上の腕は、手の甲を腰に置くか、余裕があれば内ももへ引っ掛けるようにして置き、体の力を抜いてリラックスしましょう。
「ポーズが難しい」「違和感や痛みを感じる」という方は、プロップス(補助具)を使うなどして調整し、安全にポーズをとりましょう。
足先は重ねず、左右の親指をくっつけましょう。
手は前に伸ばした状態でも大丈夫です。その場合、手の平は下でも上でも、リラックスできる方を選択しましょう。
膝を痛めていたり、踵の上に座れない・踵とお尻の間にスペースができてしまう場合は、丸めたブランケットなどの上に座りましょう。
首が弱い方やおでこがマットにつかない場合は、おでこの下にブロックやタオルを置きましょう。手やこぶしを重ねてもOKです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は子供のポーズ(balasana)について、簡単ではありますが解説しました。ポーズ自体は解説するまでもないほどシンプルで、力強いポーズを取った後や後屈のポーズ(後ろに反るポーズ)の後のカウンターポーズとしても取り入れることの多い“休息のポーズ”なので、「このポーズが1番好き」という声も良く耳にします^^
仕事や家事などで腰の疲れを感じた時に子供のポーズを取ると、じわじわ~っと腰回りの筋肉がほぐれていくのが感じられ、良くない姿勢で作業していたんだなといつも気づかされます。疲れ切っている時は、そのまま寝てしまわないように気を付けましょう!笑
子供のポーズで休息した後は、吸いながら骨盤を起こして背骨を1つずつ積み上げ、最後に頭を起こしましょう。