2024年3月20日
このページでは、テーブルのポーズを簡単に解説しています。ポーズの深め方やコツ・ポイントも書いていますので、参考になればうれしいです♪
テーブルのポーズは、サンスクリット語でPurvottanasanaと書き、日本語だとプールヴォッターナ・アーサナと言います。テーブルのようなポーズなので、そのまま「テーブルのポーズ」と呼ばれています。
肩や胸がよく開くポーズなので、肩凝りに悩んでいる方や、普段呼吸が浅い人などにもおすすめです。
テーブルのポーズには、以下のような効果があります。
腕を後ろにまわすことで、肩や胸が開き、肩甲骨が引き寄せられます。ポーズを解いた後は、凝り固まった肩まわりが楽になったのが感じられるかと思います。
丸くなりやすい背中、逆から言えば縮こまりやすい胸と言えます。テーブルのポーズはそんな胸を開くポーズです。胸を開くポーズは、気持を前向きにする効果が期待できます。
手と足で床を押し体を真っすぐ(床と並行)に保つことを意識すると、自然に骨盤底筋やお腹が引き締まるのが感じられるかと思います。体幹を強化し、心身ともにブレない身体を目指しましょう!
テーブルのポーズの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
「どこに利いているのか分からない」「違和感や痛みを感じる」という方は、コツやポイントを確認してみましょう。
テーブルのポーズは肩の真下に手首、膝の真下に踵が来るようにポーズを取ります。
お尻を持ち上げていくと膝が外に開きやすいですが、つま先と同じ方向へ向けましょう。言い換えれば、内ももを引き寄せるようにして、左右の太ももを平行に保ちましょう。
「ポーズが難しい」「違和感や痛みを感じる」という方は、プロップス(補助具)を使うなどして調整し、安全にポーズをとりましょう。
頭の向きは、「呼吸が入りやすい」を基準にしてみましょう。顎を引いて天井を見るようにすると、ストレートネック予防に効果がありますし、頭を後ろに垂らすようにすると、呼吸器官の活性や鼻炎にも効果が期待できます。
腰が弱い方は内ももにブロックを挟みます。また、初心者の方もブロックを挟むと内ももに意識が向けやすく、ポーズが安定します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はテーブルのポーズ(Purvottanasana)について、簡単ではありますが解説しました。
個人的には、胸を開くポーズを取った後は、肩凝りが楽になっていたり、普段浅い呼吸が深く感じられたり、姿勢が良くなってまた背が伸びた?と感じることもあります^^
ポーズを取る前の自分と、取った後の今の自分を比べて、体や心の変化を感じてもらえると、うれしいです♪