2024年7月10日
このページでは、英雄のポーズⅠを簡単に解説しています。ポーズの深め方やコツ・ポイントも書いていますので、参考になればうれしいです♪
英雄のポーズⅠは、サンスクリット語でVirabhadrasanaⅠと書き、日本語だとヴィーラバドラ・アーサナⅠと言います。インド神話の3大神のうち、破壊神であるシヴァ神の化身がヴィーラバドラです。敵に立ち向かう戦士のような力強いポーズで、流派を問わず広く親しまれ、「WarriorⅠ(ウォーリアーワン)」や「戦士のポーズⅠ」と呼んだりもします。
以前解説した英雄のポーズⅡは体を左右に開いたポーズに対し、英雄のポーズⅠは脚を前に踏み出すポーズです。
英雄のポーズⅠには、以下のような効果があります。
呼吸とともに力強くポーズを取ることで、心身のエネルギーが高まり、やる気がみなぎります。
前後に脚を開き、骨盤を前向きに保つことを意識してみましょう。内腿が引き締まり後ろ脚の太ももや鼠径部のストレッチが感じられると思います。
腕を持ち上げ、肩甲骨は下げ胸を引き上げます。上半身(背骨)・頭頂を上に伸ばすよう意識して呼吸をすると、雑念が押し出され気持が前向きに感じられませんか?^^
英雄のポーズⅠの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
「ポーズが安定しない」「違和感や痛みを感じる」という方は、コツやポイントを確認してみましょう。
骨盤が前傾し腰が反りやすいポーズなので、下腹部から引き上げ(恥骨をお臍へ引き上げ)尾骨を下に向けることを意識すると、骨盤が正しい位置にキープでき、腰の反りすぎもサポートできます。また、左右の踵を一直線上に置いた時、骨盤が正面に向かない場合は、後ろ足を少し外に出してポーズを取りましょう。
膝は可能な限り深く曲げますが、膝が踵より前に出ると脚を痛めてしまうおそれがあるので注意しましょう。また、膝の向きはつま先と同じ方向に整えましょう。
肩まわりは、楽にリラックスします。それでも詰まりを感じる場合は、合掌ではなく、両手を肩幅に開き、心地のよい呼吸をしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、英雄のポーズⅠ(VirabhadrasanaⅠ)について、簡単ではありますが解説しました。
以前解説した、英雄のポーズⅡにつづき、こちら英雄のポーズⅠも人気の高いポーズです。
全身で力強く、英雄のようにかっこよくポーズを取って、やる気をUPさせ、暑い夏を乗り切りましょう!