2023年8月31日
このページでは、ねじった三角のポーズを簡単に解説しています。ポーズのやり方やコツも書いていますので、参考になればうれしいです♪
ねじった三角のポーズは、サンスクリット語でパリヴリッタ・トリコーナ・アーサナ(Parivrtta Trikonasana)と言います。「パリヴリッタ」は回転した等の意味があり、「トリコーナ」が三角という意味なので、三角のポーズにねじりを加えたポーズとなります。
ねじった三角のポーズには、以下のような効果があります。
腹部をねじることでそれが刺激となり、腹部組織(内臓)が活性化します。
足を開き上体を倒すことで、もも裏やももの外~おしりにかけて強く伸ばされ、下半身の引き締めにも効果的です。
腰から背骨を伸ばしねじることで、背骨が整い可動域も広がります。
ねじった三角のポーズの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
ポーズをとる前の立ち姿勢を説明します。
呼吸に合わせてポーズをとっていきましょう。
呼吸に合わせてポーズをとっていきましょう。
呼吸に合わせてポーズをとっていきましょう。
柔軟性に余裕がある方は、前足の外側へ手を置いてみましょう。吸う息では背骨を更に長く伸ばし、吐く息ではねじりを深めることで、柔軟性が高まります。
上記まででポーズの効果が十分に感じられている方は、その状態で心地良い呼吸を続けます。
今日のご自身の心や体に耳を傾け、正直に動いていきましょう。
呼吸が辛い、脚に違和感が出るという方は、コツやポイントを確認してみましょう。
ポーズのやり方「上体を倒す」のところでも少し書きましたが、バランスが取りにくい、もも裏が痛い等できついと感じる方は、後ろ脚を1歩外へ出すか(腰幅)、前後に開いた足幅を狭くしてから上体を倒しましょう。
ねじるを加える前の段階で正しい姿勢が取れている&背骨が伸びていると、よりねじりが深められます。上体を倒すときはゆっくりと、骨盤が傾かないように、背中が丸くならないように意識しましょう。ねじりを加えるときは、骨盤は下に向けたまま&背骨は長く伸びたまま、胸をねじっている方へ開くようにしていきます。
床に手を置くと背中が丸くなってしまう場合等は、ブロックを使います。ブロックの置く位置や高さはご自身の柔軟性に合わせて調整しましょう。また、楽な方へお顔を向けて呼吸を入れましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はねじった三角のポーズ(Parivrtta Trikonasana)について、簡単ではありますが解説しました。下半身が気持ちよく伸びるポーズですので、脚がすっきりと感じられるかと思います。少し難しく、柔軟性も求められるポーズですので、ポーズを取る前にたっぷりとストレッチをすると、どんどん上達していくと思います!