2024年5月15日
このページでは、ねじった体側を伸ばすポーズを簡単に解説しています。ポーズの深め方やコツ・ポイントも書いていますので、参考になればうれしいです♪
ねじった体側を伸ばすポーズは、サンスクリット語でParivrtta Parsvakonasanaと書き、日本語だとパリヴリッタ・パールシュヴァコーナ・アーサナと言います。「パリヴリッタ」は回転した等の意味があり、ねじった三角のポーズと似たポーズですが、強度がやや強くなり、中級者以上向けのポーズです。
ねじった体側を伸ばすポーズには、以下のような効果があります。
前脚では膝と肘で押し合い、後ろ脚は力強く伸ばすことで太ももやふくらはぎが刺激され、脚がスッキリと引き締まります。
頭の先から後ろに伸ばした脚のかかとまでが一直線になるように意識し、少しずつねじりを深めてみましょう。お腹の丁度くびれてほしい部分が刺激されていくのがわかります。
ねじることに意識を向け過ぎると、巻き肩やストレートネックになりがちです。両肩を後ろに引いて、呼吸をしながらポーズをとりましょう。
ねじった体側を伸ばすポーズの流れを簡単に解説します。ご自身の体と相談しながら、無理なく練習してみましょう!
上記で説明したことを意識すると、ポーズが安定しやすいと思います。また、意識することでよりこのポーズの効果が感じられると思います。
ポーズをとる前の姿勢を説明します。
「ポーズが安定しない」「違和感や痛みを感じる」という方は、コツやポイントを確認してみましょう。
上記の「後ろ脚の膝を伸ばす」が難しい場合は、手前までのポーズ(膝をついたまま)でキープしましょう。
脚の筋力が十分、そして下腹部を引き上げる感覚などがつかめてきたら、再挑戦してみましょう!
前脚ばかりに体重が乗ってしまったり、ポーズが安定しない場合は、脚の位置を確認してみましょう。
前に出した脚は、膝の真下に足首があるようにしましょう。後ろに伸ばした脚は、足の裏が床から垂直、かかとを押し出すようにして太ももを引き上げます。頭頂からかかとまでの一直線を意識するとバランスがとりやすいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、少し難易度の高いねじった体側を伸ばすポーズ(Parivrtta Parsvakonasana)について、簡単ではありますが解説しました。
難しく、少しチャレンジするようなポーズは、より自分の内側に意識が向けやすいと個人的には感じます。また、少しずつでも上達を実感することも、ヨガの楽しさの1つではないでしょうか^^
今の自分には何が足りないのか、どこに意識が向けられたのかなど、気付きがあればいいですね♪